hi bro
地面が揺れたんだ。
ちょうど作業場で今度出展するものを仕上げているときだった。だんだん大きくなる揺れに、「ずいぶん揺れるなー」 なんてのんきに思って見てたけど、立てかけた木材が暴れ始め「これはちょっとヤバい」と、木材が倒れないように体で押さえた。回りでは棚が踊るように揺れ、数百キロある木工機械がズルズルと動いていた。「駄目だコレ」と2Fの作業場から逃げ出した。
ツッチーと揺れ続ける建物を、一服しながら眺めるしか無かった。
ショックだ。
怪我をした訳でもないし、何一つ失った訳でもないが何かが変わったように思う。
今もまだ気持ちの整理ができていません。
とりあえず私も家族も皆元気です。
そして、被災された方、被害に遭われている方に心よりお見舞い申し上げます。
しかし、地震後の社会を(自分の住む地域社会)を見てみるとあまり心地の良いものではなかった。
何が嫌だったのか自分でもまだ具体的に認識できていない。
一つ言えるのは、私を含めた皆が盲目的に信じていた前提はやはり脆いものだったのだ。
私の価値観というもののルーツはパンクにある。今までもそうだったがこれからもそうあり続ける事を強く思った。
起こった事に対して自分にできる事はそれだけだ。
誠実にパンクであり続ける。言葉にするとデタラメだね。
今はネガティブな事を言うよりも、現在と未来を見ていたい。
ちなみに、地震後のメディアでグッときたのは、朝のFMラジオのピーターバラカンの発言と選曲、午後のAMラジオでの大竹まことの純粋すぎる態度。言葉でなくても伝わるものはある。
私は、今回起こった事を時間が過ぎた時に忘れてしまう事の無いように努力したい。
posted by sitemaster at 09:01|
雑記